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堺でよく見られるバッタの見分け方~コオロギ・キリギリス~
(R4.11.18配信)
前回のバッタの見分け方に続き、堺でよく見られるバッタのなかまの見分け方についてしょうかいします。
今回しょうかいするのは、コオロギのなかまとキリギリスのなかまの見分け方です。
コオロギのなかまの見分け方
大きさを見る
はじめに大きさ(体長)を見てみましょう。
バッタのなかまの体長は頭の先(しょっ角はふくまない)~はねの先までの長さです。
体長が10㎜より長いか短いかを見てみましょう。
体長が10㎜より短い場合
次に、後ろあしのもようを見てみましょう。
後ろあしにボーダー(しましま)もようがあればマダラスズです。
後ろあしにボーダーがない場合はシバスズです。
体長が10㎜より長い場合
次に顔のもようを見てみましょう。
顔に「へ」の字のような白いすじがある場合はツヅレサセコオロギです。
顔に「V」の字のような白いすじがある場合はエンマコオロギです。
エンマコオロギは体長39㎜~44㎜と特に大きいこともとくちょうです。
コオロギの体長
以上がコオロギのなかまの見分け方です。
しょうかいしたコオロギの体長は下の図のとおりです。
大きいコオロギを見つけたらエンマコオロギといってもいいかもしれませんね。
キリギリスのなかまの見分け方
続いてキリギリスのなかまの見分け方です。
キリギリスのなかまは見分けるのがむずかしく、見分ける時にポイントとなる点をしょうかいします。
ホシササキリ
体長:21~27㎜
小さめのキリギリスのなかまで体を横から見るとはねに黒い点がたくさんならんでいるのがとくちょうです。
ウスイロササキリ
体長:28~33㎜
ホシササキリと同じく、小さめのキリギリスのなかまです。
ニシキリギリス
体長:29~40㎜
大きめのキリギリスのなかまです。せなかに2本のすじがあります。
西日本にはニシキリギリス、東日本にはヒガシキリギリスがいます。
クビキリギス
体長:50~57㎜
大きめのキリギリスのなかまです。口が赤いです。
ヤブキリ
体長:31~58㎜
大きめのキリギリスのなかまです。せなかが茶色や黒っぽいような色です。
まとめ
これまで3回にわたって堺でよく見られるバッタの見分け方をしょうかいしました!
これらの見分け方はこちらのバッタシートにまとめてあるので、印刷して公園などに探しに行ってみましょう!
見つけた生き物はぜひ「いきもの発見報告」してくださいね!
作成:カワラバトのポッポ
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