（R4.9.29配信）

今回は堺でよく見られるバッタの見分け方のしょうかいをします！

バッタのなかまにもいろいろなものがいてたくさんの見分け方があるので、何回かに分けてしょうかいしていきますね。

今回の見分け方は同じバッタ目のなかまであるバッタのなかま・コオロギのなかま・キリギリスのなかまの見分け方とバッタの中でもよく見かけるオンブバッタとショウリョウバッタの見分け方をしょうかいします！

バッタ・コオロギ・キリギリスの見分け方

１．しょっ角の長さを見よう！（図１）

バッタのなかまを見分けるときにはまずはしょっ角の長さを見てみましょう。

しょっ角の長さが体の長さと比(くら)べて短い場合はバッタのなかま、体の長さと同じくらいか体よりも長いとコオロギかキリギリスのなかまです。

２．からだの形を見よう！（図２）

次はコオロギとキリギリスのなかまを見分けましょう！

見分けるときにはからだの形を見ましょう。

上から見たときに平たく見えるのがコオロギのなかまで横から見たときに平たく見えるのがキリギリスのなかまです。

いかがですか？見ただけでかんたんに見分けられるので、近くの草むらにはどんなバッタのなかまがいるか探(さが)してみてくださいね。

それでは続(つづ)いてショウリョウバッタとオンブバッタの見分け方を見てみましょう。

ショウリョウバッタとオンブバッタの見分け方

ショウリョウバッタとオンブバッタのにているところ

草むらでとびはねるバッタをつかまえたら、１ぴきの背中(せなか)にもう１ぴきが乗っていた！「オンブバッタ」だ！

ということもあるように、オンブバッタは身近でよくみられるバッタです。

また、近づくと「チキチキ」と音を鳴らしながらとんでいく「チキチキバッタ」こと「ショウリョウバッタ」も草むらではよく見かけられます。

そもそも、ショウリョウバッタとオンブバッタは別(べつ)の種類(しゅるい)ということを知っていましたか？

ショウリョウバッタの小さいものがオンブバッタだと思っている方もいるかもしれませんね。

一見そっくりなこの2種ですがそっくりな理由はその形にあります。

バッタのなかまには、横から見るとあたまが丸いものが多いのですが、ショウリョウバッタとオンブバッタは横から見ると三角に見えます。

また、体が細長いというところもにています。

ショウリョウバッタとオンブバッタの見分け方

では、ショウリョウバッタとオンブバッタが別の種類とわかったところで、見分け方をしょうかいしましょう。

見分け方その１　あたまのイボイボ

オンブバッタとショウリョウバッタの一番かんたんな見分け方は頭に白いイボイボがあるかないかです。

あたまの横に白いイボイボがあればオンブバッタです。

見分け方その２　うしろあしの長さ

次に見分けるポイントになるのはうしろあしのながさです。

ショウリョウバッタは一番うしろのあしが他のバッタのなかまよりも長く、体の長さよりも長くなることもあります。

見分け方その３　からだの大きさ（長さ）

次のポイントはからだの大きさです。

オンブバッタはあたまからはねの先までの長さ（全長といいます）が20～42㎜と小さく、ショウリョウバッタは40～80㎜と大きいです。

番外編(ばんがいへん)：オンブバッタは2種類いる！？

オンブバッタとショウリョウバッタは見分けられるようになりましたか？

それではさいごに番外編ということで、オンブバッタのひみつをしょうかいしましょう！

実はオンブバッタには2種類います。片方(かたほう)がもとから日本にいる「オンブバッタ」、もう片方は外国からやってきた「アカハネオンブバッタ」です。

この2種はパッと見ただけで見分けるのはとてもむずかしいです。

見分け方

この2種をパッと見て見分けるのはとてもむずかしいですが、「あること」をするととてもかんたんに見分けられます！

あることとは、、、「はねを広げること」！！

はねを広げて色が白ければオンブバッタ、赤ければアカハネオンブバッタです。

さいごに

今回はバッタ・コオロギ・キリギリスの見分け方とオンブバッタ・ショウリョウバッタの見分け方をしょうかいしました。

またほかのバッタについても見分け方をしょうかいするので、楽しみにしていてくださいね！

→次にしょうかいするのは顔が丸いバッタの見分け方です。

もし待てない方はこちらからバッタシートという見分け方の一覧(いちらん)がダウンロードできるのでぜひ見てみてください。

作成：カワラバトのポッポ

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