寒い季節（きせつ）になると、布団（ふとん）から起き上がることがなかなかできないよね。

みんなは暖（あたた）かい部屋の中で布団に入っているけど、生き物たちはもっともっと寒い外で、土やかれた木、落ち葉などを布団の代わりにして寒さをしのいでいるんだ。

土やかれた木、落ち葉の中は、布団の中のようにとても暖かいのかな。

今回は温度計を使って、生き物たちがねむっている土や落ち葉、かれた木などの布団の中でどれが一番暖かいのかを調べてみよう。

準備（じゅんび）するもの

温度計

スコップ

メモ

筆記用具…など

場所、時間、深さを決めよう

①場所は大仙（だいせん）公園などの大きな公園がおすすめ。

②計測（けいそく）する時間によって布団（ふとん）の温度が異（こと）なるかもしれないので、時間を決めよう

③地面からの深さで結果（けっか）が変（か）わるかもしれないから、測定（そくてい）する深さを決めよう。

かれた木や落ち葉の中には、生き物がねむっているかもしれないので、見つけてもそっとしてあげようね。

やってみよう

まずは温度計で気温を測定（そくてい）しよう。

次に土の中やかれた木の中などの温度を測定しよう。

最後（さいご）に気温を基準（きじゅん）にして、生き物の布団（ふとん）の中がどれくらい暖（あたた）かいのか計算してみよう。

≪たとえば≫

気温が１０℃で土の中が１２℃なら12-10=2℃、

気温が１０℃で落ち葉の中が８℃なら8-10=-2℃

もっと調べてみよう

計測（けいそく）する時間を変（か）えて実験（じっけん）してみよう。

測定（そくてい）する土やかれた木の深さを変えてみよう。

みんながふだんねている布団（ふとん）でも同じ実験をやってみよう。