（R6.2.21配信）

寒くなると木から葉っぱが落ちる

寒くなってくると、緑色の葉っぱはだんだんと黄、赤と色づいていき、冬になるころには枝（えだ）から落ちてしまうよね。

冬になると葉っぱがかれることはみんな知っていると思うけど、実は葉が落ちることは、木が寒さの厳（きび）しい冬を乗りこえるための準備（じゅんび）をしているからなんだよ。

今日は、なぜ葉っぱが落ちるのかについて、お話しするね。

この写真は夏の青々とした木だよ。

数えきれないくらい葉っぱがついているね。

これが、冬になると下の写真のようになるよ。

※同じ場所の写真ではないよ。

なぜ葉っぱが落ちるのか

植物は動物とちがってごはんを食べないよね。

ごはんは食べないけど、その代わりに葉っぱを太陽の光に当てて、葉っぱで栄養（えいよう）をつくっているんだ（光合成（こうごうせい）といいます）。

冬になると、葉っぱに十分な太陽の光が当たらなくなるから、あまり栄養を作ることができなくなってしまうんだ。

もちろん、葉っぱ自身も栄養を使うんだ。

だから、もし冬場に葉っぱがいっぱい残っていると、木にたくわえられていた大事な栄養がどんどん少なくなっていってしまうんだ。

なので、木は栄養を少しでも使わないようにするために、葉っぱを落としてしまうんだ。

そうして木は冬の間は、それまでにたくわえた栄養を大事に使って、あたたかい春がやってくるのを待っているんだ。

でも、冬でも葉をつけたままの木もあるよね。葉っぱを落とす木と何がちがうんだろう。

葉の形などにとくちょうがあるかもしれないよ。

気になった人はぜひ調べてみてね！

作成：ありありさん

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