そっくりさんだけど全然ちがう!?メダカとカダヤシ その1
(R4.4.25配信)
いきなりですが、クイズです。
メダカは次のA・B・C・Dのうち、どれとどれでしょう?
※写真をクリックするとそれぞれの生き物の名前がわかるページが開きます。
メダカのほかにいたのはカダヤシでした。
メダカとカダヤシはパッと見たらそっくりに見えませんか?
実は、見た目だけでなく、すんでいる場所や食べ物なども似ています。
ただ、大きくちがうところがいくつかあります。
今回はそんなメダカとカダヤシについてしょうかいします。
メダカとカダヤシの見分け方
まずはメダカとカダヤシの見分け方をしょうかいします。
次の2枚の写真は左(スマートフォンなどでは上)がメダカのメス、右(スマホでは下)がカダヤシのメスです。
青い丸を付けているところはおびれといいますが、メダカではおびれが角ばっていてカダヤシでは丸みがあります。
また、赤い丸の部分をしりびれといいますが、こちらもメダカでは四角く、カダヤシでは丸みがあります。
次の2枚は左(上)がメダカのオス、右(下)がカダヤシのオスです。
こちらも同じく青い丸がおびれ、赤い丸がしりびれです。
おびれはメスと同じで、メダカは角ばっていて、カダヤシは丸みがあります。
しりびれはメダカはメスと似た形ですが、カダヤシのしりびれはとがっています。
メダカ (ダツ目メダカ科メダカ属)
大きさ
全長3~4㎝
見られる場所
川や池、水田などで見られます
食べ物
ボウフラやミジンコ、藻類などを食べます。
とくちょう
・堺市ではミナミメダカという種類がいます。
・水質の悪化や他の生き物のせいで数が減っています。
・ペットショップなどで売っていることもありますが、にがしたりしてはいけません。
カダヤシ (カダヤシ目カダヤシ科カダヤシ属)
大きさ
全長3~4.5㎝
見られる場所
川や池、水田などで見られます。
食べ物
ボウフラやミジンコ、藻類などを食べます。
魚の卵やち魚(魚の子ども)なども食べます。
とくちょう
・漢字では「蚊絶やし」と書き、その字のとおりカの幼虫のボウフラを食べてもらうために日本に連れてこられました。
・メスは100ぴきくらい子を産みます。
・熱帯魚のグッピーはカダヤシのなかまです。
さいごに
今回はメダカとカダヤシについてしょうかいしました。
この2種についてはもう少しくわしくしょうかいしたいのですが、長くなるので、今回はここまでにします。
また次を楽しみにしていてくださいね!
その2へ続く
作成:カワラバトのポッポ
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