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なんだか映えるいきものたち!~赤いクワガタ編?~

なんだか()える生きものたち!~赤いクワガタ?(へん)

春の(おとず)れ、夏の到来(とうらい)(むか)え生きものたちの行動が活発になってきましたね。

 

そこで「外見が特徴的(とくちょうてき)」「これ何?見たことない」という生きものたちについてしょうかいしていきます♪

 

その第1(だん)は「赤いクワガタ?」です。

 

赤いクワガタ、これは新発見!

今回紹介する生きものは、昆虫(こんちゅう)の中でも人気のクワガタ?でも見たことがない・・・新種(しんしゅ)かな?と思ってしまう昆虫です。

 

その姿はこちら!

 

どうですか?この昆虫を見たことはありますか?

 

子どもたちに人気のクワガタ?そのような「立派なアゴ」ももっている。

 

でも体が赤色?

 

実はこの昆虫の正体は「ヒラズゲンセイ」です。

 

【ヒラズゲンセイ<学名:Cissites cephalotes>のプロフィール】

分類(ぶんるい)

コウチュウ目ツチハンミョウ科

 

<大きさ>

体長(やく)3センチ

 

<見られる場所>

近畿(きんき)地方から西側(にしがわ)地域(ちいき)自然豊(しぜんゆた)かな場所だけではなく、(まち)中でも生息しているもよう

 

<特徴>

クワガタムシのような印象ですが、実はクワガタムシ科ではなくツチハンミョウ科の昆虫で、成虫(せいちゅう)が見られる時期は6月~8月の(あたた)かい時期です。

 

この昆虫は、キムネクマバチの巣に寄生(きせい)すると言われ、その巣に産卵(さんらん)した後、孵化(ふか)した幼虫たちは、クマバチが集めた花粉団子(かふんだんご)をエサとして成長していくようです。

 

【あまり見られないめずらしい昆虫、でもキケンなやつ】

何だか映える「赤いクワガタ」とも呼ばれるヒラズゲンセイ、ちょっと(つか)まえてみたいなって思った人は要注意(ようちゅうい)です。

 

ヒラズゲンセイは刺激(しげき)をうけると、体の関節(かんせつ)からカンタリシンという毒をふくんだ黄色い液を出すようで、

 

肌にふれるとかぶれたり、水ぶくれができることもあるので気をつけてください!

 

子どもや虫好きの方であれば、思わず捕まえようと手が出そうになりますが絶対に触らないでください!!

 

 

次回予告

今回は「何だか映える生きものたち!~赤いクワガタ?編~」としてヒラズゲンセイをしょうかいしました。

 

楽しんでいただけましたか?

 

次回は「目とくちばしがコバルトブルーの夏鳥編」ということでとある鳥をしょうかいします。

 

なんの鳥か予想しながら楽しみにしていてくださいね♬

 

作成:ヘラオオ85


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