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市販(しはん)のえのきと野生のえのき

(R5.2.10更新)

市販(しはん)のえのき

みなさんの食たくにはきのこがでてくることもあるかと思います。

きのこにはさまざまな種類(しゅるい)があって、その中でも、えのきはよく食べられるきのこの1つです。

市販のえのき

 

わたしたちがふだん食べるきのこや野菜(やさい)は、野生のきのこや植物をより食べやすく、生産(せいさん)しやすくするために持っている特性(とくせい)を強めたり、弱めたりする品種改良(ひんしゅかいりょう)をしたものがほとんどで、野生のものと改良したものでは見た目が(こと)なることも多いです。

 

野生のえのき

えのきも市販(しはん)のものと野生のものではすがたが(こと)なります。

ではどのようなすがたをしているかというと・・・

野生のえのき

 

まったく見た目が異なりますね!

えのきは、正しくはエノキタケといい、よく食べる白いえのきとはちがって、色は茶色で、じく(・・)も太く、かさ(・・)の大きさも大きいです(かさ(・・)最大(さいだい)10㎝になることもあるそうです)。

 

もちろん野生のエノキタケも食べることができますが、なかなか手に入れることができません。

()たきのこが生えていても、(どく)があるきのこかもしれないので、食べないでね)

 

 

野生のえのきに()ている?市販のえのき

しかし最近では野生のえのきに似ている茶色いえのきがスーパーなどで売っているんです。

色などが野生のえのきに似ている

スーパーで売っている茶色いえのきは白いえのきと野生のえのきを交配させた品種(ひんしゅ)です。白いえのきと(くら)べると、食べたときの風味が強いです(ぜひ白いえのきと茶色いえのき、両方を食べ比べてみてください)。

また、茶色いえのきは野生のえのきに近いため、白いえのきよりも育てにくいそうです。

 

このほかにも、さまざまな野菜やきのこがもとのすがたかたちとは(こと)なっています。

ぜひしらべてみてください。

 

作成:みのから出たくないみのむし


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