このカモ堺でみられるかも⁉~カモの見分け方~
(R4.11.30配信)
水辺に行くと、たくさんの鳥が観察できます。
サギをはじめ、カイツブリやバンのなかまなど種類もさまざまです。
カモのなかまもそうですよね。
カモのなかまの多くは冬に日本にやってきて、春にはすずしいところに飛び立っていきます。
今回はこれから堺でよく見られるカモのなかまとその見分け方をしょうかいします。
<ミニゲーム>
今回しょうかいするカモの写真はカラフルで分かりやすいオスの写真をしょうかいしています。
しかし、1まいだけメスの写真があるので探してみてね!
これから堺でよくみられるカモのなかま
(※スマートフォンなどの場合は画面を左右にスクロールすると説明が見れます)
マガモ(写真はオス) 日本にやってくるカモの中でいちばん数が多いカモです。
<見分けるポイント> ・オスは頭が緑色でくちばしが黄色、足はオレンジ色です。 ・メスは全体的に茶色っぽく、目を横切るように黒い線があります。 くちばしはオレンジ色で黒いもようがあります。 |
コガモ(写真はオス) 名前のとおり小さいカモです。
<見分けるポイント> ・オスはくちばしのつけ根から頭の後ろまでが茶色く、目のまわりが緑色、ほっぺのあたりが茶色いです。おしりあたりの黄色い三角のもようが目立ちます。 ・メスは全体的に茶色っぽく、おしりのあたりにある細くしろいもようが目立ちます。羽を広げると緑色のもようが羽のつけ根にあります。 |
カルガモ(写真はオス) 一年中見られます。親のうしろをこどもがついていくのがかわいい!
<見分けるポイント> ・オスメスであまり色やもようが変わりません。くちばしが黒く、先が黄色いです。 ・顔のもようや羽を広げたときの青むらさきいろのもようなどからも見分けられます。 ・オスメスの見分けはむずかしいですが、オスのほうが体の色が濃い場合が多いです。 |
ヒドリガモ(写真はオス) おでこのもようがチャーミング?
<見分けるポイント> ・オスは頭が茶色く、体は灰色です。おでこはクリーム色です。 ・オスメスともにくちばしは灰色で、先が黒いです。 ・メスは全体的に茶色っぽく、羽を広げると白黒のもようが目立ちます。 |
ハシビロガモ(写真はオス) くちばしの形が変わってる!
<見分けるポイント> ・名前のとおり、オスメスともにくちばしのはし(先)が広くなっています。 ・オスは頭が青色と緑色で、体は前が白く、後ろが茶色いです。 ・メスは全体的に明るめの茶色で、くちばしが茶色っぽいオレンジ色です。 |
ホシハジロ(写真はオス) 赤い目と白い羽がトレードマーク。
<見分けるポイント> ・オスのくちばしは灰色で、先と根本が黒いです。 頭が茶色く、羽のほとんどが灰色です。 ・メスはオスに似ていますが、オスに比べて羽の茶色い部分が増え、顔には白い部分が増えています。 |
キンクロハジロ(写真はオス) 金色の目と黒い体、白い羽のカモ。
<見分けるポイント> ・オスメスともに全体的に黒っぽく、黒目のまわりは黄色いです。 ・オスのくちばしは灰色で、先が黒いです。体の真ん中あたりは白いです。 ・メスは体の白い部分はあまりなく、くちばしのつけ根やおしりのあたりが白いものもいます。 |
スズガモ(写真はオス) はばたく音がすずの音に似ている?
<見分けるポイント> ・オスメスともにくちばしは灰色で、先が黒いです。黒目のまわりは黄色いです。 ・オスはせなかやおなかが白く、頭やおしりが黒いです。 ・メスは頭が黒っぽく、体は茶色っぽいです。くちばしのつけ根が白いです。 |
そのほかさまざま!いきもの発見報告があったカモたち
-
トモエガモ(オス)
顔のもようが「巴模様」ににている! -
オカヨシガモ(オス)
ほかのカモのオスに比べて色が地味 -
ホオジロガモ(オス)
名前のとおり、ほお(ほっぺ)が白い! -
オナガガモ(オス)
名前のとおり、尾が長い!
カモにはたくさんのなかまがいて、ハクチョウやガンもカモのなかまです。
また、カモはメスよりオスのほうが色があざやかな種類が多いです。
ここではしょうかいしきれていない種やまだいきもの発見報告がない種もいるので、ぜひさまざまなカモたちを探してみてくださいね。
<ミニゲームのこたえ>
すぐ上のクロガモだけがメスでした。すぐにわかりましたか?
原案:みのから出たくないみのむし
作成:カワラバトのポッポ
ほかの記事を見たい方はこちら
環境局 環境保全部 環境共生課
〒590-0078
堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館4階
TEL : 072-228-7440
FAX : 072-228-7317
E-mail: kankyo@city.sakai.lg.jp
Copyright©Sakai City.All Rights Reserved.