堺市でくらす鳥たちの新生活
(R6.6.26配信)
堺市でくらす鳥たちのおうち作り
みなさん新学期に入りしばらく経ちましたが毎日楽しくすごしていますか?
4月からあたらしいことばかりででなれないことも多くあると思います。
それは堺市でくらすいきものたちも同じです。
そこで今回のいきもの新聞では、新しいくらしをはじめる鳥たちの巣に目をむけてみましょう!
まず、なぜ新しいくらしをはじめる鳥たちなのかというと、実は鳥たちが巣作りをはじめる時期
が3月~7月ごろの新学期、新生活がはじまる時期なんです!
そのためここからは、2羽の鳥たちの新しいおうち(巣)を紹介します。
とつぜんですがここで問題です!
ここに2つの鳥の巣の写真があります。これはだれがくらす巣でしょうか?
問1
ヒント
どこにでもいるみなさんが1回は見たことがあるあの鳥です!
問2
ヒント
堺いきもの情報館で1番投稿された数が多かったあの鳥です!
正解は・・・
↑上の問1・問2の写真をタップorクリックすると正解の鳥の写真がでてきます!↑
問1のこたえ:カラス
カラスのおうち(巣)の特徴
巣の材料には外がわには木の枝、内がわにはかれ草やコケなどが使われており大きさは直径50~80センチほどです。
しかし、町なかでくらすカラスは、写真にもあるように木の枝の代わりに巣作りするのにあつかいやすい針金ハンガーや、ポリエチレンのひもなどを使います。
そのため巣作りの時期は、外にかけていたハンガーがなくなっている!なんてこともあります。
カラスにとられないようにするために、針金ハンガーを外にかけたままにしないことや、洗たくざおに固定できるハンガーにしておくなど対策を考えないといけませんね!
問2のこたえ:メジロ
メジロのおうち(巣)の特徴
巣の材料はコケや木の皮を使っていて直径7センチほどの大きさです。
メジロは小さく天敵の多い鳥のため、木の枝の見つかりにくい場所に巣があります。
また、メジロはきれい好きなため巣の中もきれいに保たれヒナにエサを食べさせたあとは、顔をつっこんでよごれを外に出したり、ヒナのフンなどもくわえてすてる習性があるほどです。
2羽の新生活をふりかえって
この2羽の新生活はいかがでしたでしょうか?
木の枝のかわりに針金ハンガーを使ってくふうをこらして巣を作るカラス。
何度もよごれても巣の中をきれいにするメジロ。
カラスやメジロのように、くふうをこらして新しいものを作る力も、身の回りの整理整とんをしてきれいにすることも、私たち人にとっても大切なことではないでしょうか?
今回は堺市でくらす鳥たちのくらしでしたが、ほかのいきものたちのくらしにも興味をもつきっかけになってくれるとうれしいです!
作成:ミシシッピネコミミガメ
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