クリイロベッコウ

2023年6月3日

堺市レッドリスト掲載種（情報不足）

• 分類: 貝類

発見者コメント

半年ほど前に朽ち木の中で冬眠しているのを見つけたのですが、その時は同定出来ずに保留。
今回、再調査に行ってみました。
やはり、同じ朽ち木の下側を覗いてみると3匹いました‼
コハクガイよりも巻き数が多いのは確実。
「小さくて琥珀色で巻き数の多い朽ち木でみられる陸貝」を詰めて調べてみました。
すると、富士山の貝ベッコウマイマイ科のクリイロベッコウにいきつきました。
特徴が詳しい愛媛県ＲＬのアワクリイロベッコウを参考に同定。
殻高4.5㎜、殻径8㎜、6層の小形の貝。◎
黄褐色で半透明、光沢が強い。〇
殻は薄く、殻口も厚くならない。〇
周縁上方に弱い角ができる。臍孔は少しふさがれて、小さいが深い。確認困難ながら〇では？
山地の広葉樹下の朽ち葉の間などに生息する。　朽ち木でも〇と思う。