ヒクイナ

2022年1月23日

堺市レッドリスト掲載種（Aランク）

• 分類: 鳥類

発見者コメント

今日は雨、やはりびしょ濡れでした。
そこで、水鳥の羽根防水機能について少しだけ調べてみました。
普通なら先投稿のタシギのように水滴が羽毛にはじかれるのです。
鳥の体内からでる尾腺油というものをくちばしで毛づくろいする際に
羽毛に染み渡らせるらしいです。
この機能がうまく作用できなくなってしまっているようですが、
考えられる原因はウイルスだそうです。
今年は鳥インフルエンザが大流行していて、野鳥の数も少なく感じられます。
この個体もそうであれば数日で死に至るらしいですが、
観察をしていると逃げ足も速く、餌もよく食べています。
出来れば観察を続けて見守っていきたいと思います。
一口にウイルスといっても無数の種類があるそうなので、オミクロン株のように
重症化しないウイルスで奇跡的に治ることを願っています。

承認コメント

詳細な説明をありがとうございます。
大阪府下では必要に応じて鳥インフルエンザの検査を行っておりますが、現在のところ堺市内では確認されていません。写真からは鳥の体調は判断できませんが、元気に過ごしてほしいですね。