堺市では、次代を担う子どもたちが身近にいる生き物の多様性を知り、生き物のつながりや自然との共生について学ぶことで、地域に愛着を持ち、さまざまな生き物の生活の営みを大切にする心を持つ人材の育成をめざしています。

この実現に向けて、小学校の理科授業に関連付けて平成28年度より「小学生いきもの調査授業」を実施しています。

平成28年度から平成30年度までは、学校周辺の公園など身近なフィールドを活用し、専門家の指導支援と一般市民から公募した「いきもの調査サポーター」の授業補助により、市内の小学3年生と4年生を対象に、バッタ類・どんぐり類をテーマにした調査授業を実施しました。

令和元年度からは、主に小学3年生を対象にバッタ類の調査を学校主導で行う取組へ移行し、希望する学校の教員への授業の進め方のレクチャーや、授業実施場所候補地の調査などを実施しています。

授業では子どもたち自らが「見る」「感じる」「触れる」といった体験から、生き物の生息環境や生き物どうしのつながりについて学んでいます。

なお、学習のまとめとして子どもたちが作成したバッタ類「てづくりマップ」及びどんぐりの木「いきもの関係図」はこちらからご覧いただけます。

バッタ類 いきもの調査授業

・対象学年　３年生
・バッタ類の生態とすみかや食べ物との関係性について学びます。

授業で使用しているバッタ類同定用の堺市バッタシートをダウンロードできます⇒堺市バッタシート(PDF)B4サイズ推奨

どんぐり類　いきもの調査授業

・対象学年　４年生
・どんぐりの木とそのまわりの生き物との関係について学びます。

授業で使用しているどんぐり類同定用の堺市どんぐりシートをダウンロードできます⇒堺市どんぐりシート(PDF)B4サイズ推奨
授業で使用した堺市内の公園のどんぐりマップはこちら　⇒　槇塚公園(PDF)　大仙公園(PDF)