いろいろな花の形があるのはどうして
上の写真は「キカラスウリ」という植物の花ですが、すごく変わった形をしていますね。
このように、植物の多くは色とりどりでいろいろな形の花をさかせます。
植物が花をさかせる理由は、多くの植物はたねを作ることで増えますが、そのたねを作るために花粉を運ぶ必要があるからです。
では、いったいだれが花粉を運ぶのでしょうか。
また、花の色や形は花粉を運ぶことになにか関係があるのでしょうか。
今回は花を観察し、いろいろな花の色や形があるのはどうしてかを調べてみましょう。
事前準備
観察する花を探そう
今回の実験はいろいろな形の花を観察するので、まずはいろいろな花を探してみましょう。
花の形は次のようなものだけでなく、ほかにもいろいろあるので、探してみましょう。
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ヒルガオ
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ツユクサ
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ヒメジョオン
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エノコログサ
(ネコジャラシと呼ばれることも。)
花を観察してみよう
観察する花をきめたら、花を観察し、どんな花の形か、においはあるかなど、気づいたことを記録してみましょう。
いろいろな形の花があるのはなぜか、予想してみましょう。
観察の計画を立てよう
観察する花が決まれば、観察の計画を立てましょう。
<観察の計画を立てるときのポイント>
・朝や昼のちがいを見てみたい→時間を変えて観察してみましょう。
・天気や気温でのちがいを見てみたい→天気予報などを見ながら日を変えて観察してみましょう。
・季節のちがいを見てみたい→少し期間をあけて観察してみましょう。
・1日の中でのちがいを見てみたい→1日観察してみましょう。※熱中症などに気をつけましょう。
観察しよう
計画を立てることができれば、観察をはじめましょう。
計画のとおりに観察をし、花がどんな様子か(しおれている、元気にさいている、上を向いているなど)、花にどんな生き物が来たかなどを記録してみましょう。
日や時間を変えて観察するときは、前に観察した時とのちがいにも注目してみましょう!
カメラやビデオなどを使って記録すると、後で確認しやすいのでおすすめです。
結果について考えてみよう
記録したことから、花の色や形によって集まる生き物の数や種類にちがいはあったかを考えてみましょう。
ちがいがあった場合はなぜそのようなちがいがあったかを考えてみましょう。
観察前の予想と結果がちがっていた場合はなぜちがったかも考えてみましょう。
次につなげよう
花のたねはどのようにいろいろな場所へ移動するのでしょうか。
花がさかない植物はあるでしょうか。
花びらがない植物はあるでしょうか。
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