セミの羽化を観察しよう
夏になると聞こえてくるセミの声。
セミといえば成虫とぬけがらはよく見かけますが、セミが羽化するところを見たことがある人は少ないのでは?
今回のテーマは「セミの羽化を観察してみよう!」です!
注意すること
はじめに、研究を行う前の注意です。
・この観察は夜に行うため、かならず大人といっしょに行いましょう。
・長そで・長ズボンを着て、虫よけスプレーを使うなどしておきましょう。
・観察するときは足元に幼虫がいないか気をつけましょう。
事前準備
観察場所を探そう
7月に入ってセミの鳴き声が聞こえだすと、観察しやすい時期になります。
観察するにはまずセミの幼虫がいるところを探しましょう。
明るいうちにセミの幼虫がいそうなところを探しておきましょう。
☆セミの幼虫は土の中にいるので、羽化するときには土に穴を開けて出てきます。穴がたくさん開いているところにはセミの幼虫がいることが多いです。
☆セミは少し高いところで羽化することが多いです。木が多く、土がやわらかいところがおすすめです。
観察しよう
セミの幼虫を探そう
セミの羽化は午後6時から7時頃に始まることが多いようです。
先に見つけた穴の多い場所に幼虫がいないかを探しに行ってみましょう。
羽化を観察しよう
幼虫を見つけたら、羽化を観察しましょう。
セミの羽化は幼虫から成虫になるだけでも数時間(←ここは自分で確かめてみてください)、そこから飛べるようになるまでさらに数時間かかります。
長時間の観察になるので、よく準備をして観察しましょう。
※あまりおススメはできませんが、幼虫を家に持ち帰って観察することもできます。
その場合は、まだ羽化が始まっていない幼虫を家のカーテンやあみ戸に引っかけて観察しましょう。
記録しよう
観察中は気づいたことをノートやカメラなどに記録しましょう。
どれくらい時間がかかるのか、どのように出てくるのか、出てきた時の色はどんな色かなど気づいたことを記録しましょう。
結果について考えてみよう
記録したことからセミの羽化について分かったことや気づいたことをまとめましょう。
羽化したセミの種類が何か調べてみましょう。
次につなげよう
調べる日の天気や気温で羽化するセミの数は変わるでしょうか。
同じ場所でちがう種類のセミが羽化することはあるでしょうか。
セミが羽化するのはどんなところでしょうか。
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