初発見?最近見つかった新しい生き物
(R4.9.16配信)
今回の記事ではこの1年間で堺いきもの情報館にはじめて報告のあった生き物についてしょうかいします。
この1年ではじめて見つかったのは、ガのなかまのアメリカピンクノメイガと、トンボのなかまのベニトンボです。
まるで花びらのよう⁉ アメリカピンクノメイガ
大きさ
全長10㎜くらい
見られる場所
花畑などの平地
たべもの
幼虫はサルビアという園芸用の植物の葉をたべます
とくちょう
はねは全体的にピンク色をしていて矢の先のような形をしています。
名前のとおり、もともとはアメリカ大陸にいた外来生物で、増えるとサルビアなどの園芸用の植物が食べられる可能性があります。
はねまで赤い‼ ベニトンボ
大きさ
全長32~43㎜くらい
見られる場所
平地などの池やダム
海の近くでも見られる
たべもの
バッタやチョウなどの小さい虫
とくちょう
オスは大人になると体が赤むらさき色になり、はねも赤くなります。
むねの部分を横から見ると「m」のようなもようがあります。
体が赤くなるトンボは他にもいますが、はねまで赤くなるものはめずらしく、体の色も真っ赤ではなく、むらさきに近い赤なので、なれると見分けやすいかもしれません。
近年までは日本では鹿児島県にしかいなかったようですが、急速に生息地が北上し、堺市でも見られるようになりました。
自然に住む場所が広がっているのか、人の手で広がっているのかには注意が必要です。
どちらもとっても目立つ生き物なので、見つけたらぜひ「いきもの発見報告」してくださいね!
作成:カワラバトのポッポ
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